男女共同参画とは・・・
男女が互いにその人権を尊重しつつ,協力し合い,個性と能力を発揮することができる社会の実現を目指し,男女ともに個人の可能性を広げていこうというとりくみです。
千教組では,2009年に推進計画を策定し,ポジティブ・アクションとしてとりくみをスタートしました。4年目にあたる2013年度は,これまでのとりくみを振り返り,改めて実態の把握と3年間のとりくみに対する総括を行い,推進計画の抜本的な見直しを図っています。
参画推進の基本的な考え方 役員体制等を見直し,方針の決定や企画の立案に女性が参画することにより,女性のエンパワーメント(本来もっている能力を引き出し,社会的な権限をもつこと)を図ります。
情宣活動や学習会等を通じて,男女がともに男女共同参画の意義や組合活動のあり方の学習を深め,ジェンダーの視点に立った意識改革を図ります。
多忙化解消など,ワークライフバランスを見直し,男女がともに家庭責任を担うことや仕事と生活の調和をめざすとりくみをしていきます。
男女共同参画の実現に向けて 千葉県教職員組合(以下,千教組)では,「男女共同参画推進計画」を策定して,年間3回の推進委員会を設け,組合員一人ひとりにまで浸透するとりくみとなるように改善を図っています。千教組のとりくみをもとに,東総支部においても男女共同参画推進委員会を組織(男性5名・女性4名,うち青年部3名)し,千教組の情勢についての共通理解や各分会で実現可能な行動モデルの検討を行っています。
男女共同参画の実践例◆「両性の自立と平等をめざす教育」部会に,男性職員が参加する。
◆研修会や学習会を開催し,還流の場とする。
◆情宣活動により,多くの組合員に情報提供を図る。
◆職場会(各分会)において,意見交換会を設ける。
◆男女共同参画に関わる授業実践を行う。
◆組織づくりにおいて,役員などを男女の意見がともに反映されるバランスのとれた参画を目指す。
◆各種大会(定期大会等)や動員への参加についても,男女のバランスを考慮する。
◆諸会議を開催する際には,誰もが参加しやすい時間帯を考えて設定する。
◆職場内から性別による役割分担を排除するとりくみをすすめる。
◆ワーク・ライフバランスや男女共同参画に関する情報の提供を円滑に行う。 など
2015年度「男女共同参画推進キャンペーン」 イラストの部 最優秀賞 M.Iさんの作品